過去の事例の現況を確認する！

2022年10月16日 2022年10月17日

ソフトウェア工房孫風雅運用者

ソフトウェア工房孫風雅インターネット活用応用事例その８

インターネット上の情報で過去の事象と現況を確認する。

ソフトウエア工房孫風雅です。

数日前、地上波で、航空機のサスペンスもののドラマが放映されていました。

チャンネルを何気なく変更していて、見つけたのですが、航空機を見ていて、且つて出張で航空機を利用していた時のあるエピソードを思い出しました。

それは、搭乗席のオーバーブッキングの事です。

インターネット上の情報によると、オーバーブッキングは国内航空会社では稀にしか発生しないようですが、海外の航空会社では、日常的に発生しているそうです。

勿論、これは問題（違法等含めて）では無く、搭乗席のある一定数のオーバーブッキングは認められている様です。

理由は、当日搭乗しないお客さんとか、運航日直前でキャンセルとかが発生し、空席が出来てしまうからの様です。（乗客がいない状態で航空機を飛ばすと、当然、航空会社の持ち出しになってしまいます）

オーバーブッキングの際の、航空会社の対応は以下の３つの様です。

アップグレード対応でオーバーブッキングクラスの席を空ける
ボランティア募集
搭乗拒否

講師はこの内、１と２は見たことも、経験した事もあります。３は極少ですが、聞いた気がします。（搭乗カウンターで、搭乗できないといわれた人がいて、聞こえてきた理由を耳にしたところ”＊＊＊ブッキングで席が無い”という理由だった気がします。そのお客さんは怒って帰ってしまった様に思うのですが、その後どうしたのやら？）

尚、１と２で何方が回数多く目の前にしたか・体験したか、というと、１の方が多いです。

２の話はそういう事があるとは聞いていたのですが、シチュエーションが良くわからず？実際はどういう状況になるのか、どんな質問がされるのか・募集の仕方等、判らなかったのですが、ある日、ドイツ国内の航空会社のカウンターの近くのウェイティング用の椅子の集まりのある所だったと思いますが、座っていると、航空会社の地上スタッフらしき女性から、”ボランティアしませんか？”と聞かれました。

一瞬何の事か判らず”？”となりましたが、搭乗席を譲ってほしいと言われることがあると、事前に聞いていたので、恐らく、そのことだと理解して、”今回のフライトは仕事用の移動なので変更できないです”と回答したところ、他の人に引き続き、聞きに行っていた様でした。

この時、航空会社が搭乗席を譲ってほしい場合に、あー”ボランティア”と聞いてくるんだと、初めて知りました。（”ボランティア”のキーワードは現在インターネット上には多数存在する様ですが、講師が現役でビジネス出張の為、飛行機を利用しているときは、明確にはされていなかったと思います）

今にして思えば、良く、あの時、対応（解答）できたものだと思います。（英語の再学習の成果と言えるかもしれません…）

尚、日常的にオーバーブッキングがあるとコメントしましたが、そこで、搭乗拒否されない対策もインターネット上に情報が見つかりましたので、以下に公開したいと思います。

予約時に座席指定をする
搭乗の72時間前までにリコンファームをする（予約の再確認の事です）
チェックインを早めに済ませる
チェックイン時に荷物を預ける
オーバーブッキングをしないと宣言している搭乗拒否の無い航空会社の便を利用する

以下の二つも効果があるようですが、実効性については？です、理由は、実行出来る人の条件が高い（？）感触が有ります。一応、参考に掲示させて頂きます。

利用航空便のマイレージの上級会員になっておく（一定期間（通常１年）内に、マイレージ会員規定で定義されているマイレージ数を獲得する：飛行機に一定回数以上、一定距離以上搭乗する事で可能です）
高めの運賃のチケットを購入しておく（フルレート即ち正規旅券若しくはそれに近い金額の旅券という意味です）

尚、搭乗拒否を避けれるといわれる、以上のアイテムの、その理由は以下の通りとインターネット上に説明されていました。

当日チェックインしてから、座席が決まる搭乗予定客より、事前に座席を指定している搭乗予定客の方が、実際に登場する確率が高いと判断されているのではと考えられます。
７２時間以内という搭乗間際での意思表示の為、実際搭乗する意思が有ると確認できるという事でしょうか？
搭乗拒否をする際、チェックイン済みの搭乗客に搭乗拒否するよりはチェックイン時に説明して搭乗拒否する方が、航空会社としては筋が通っていると考えられます。（早くチェックインすればオーバーブッキングの状態に遭遇しない可能性が高いと思えます）
荷物返却の手続きが発生する為、航空会社が搭乗拒否を避けても不思議ではありません。
投稿当日のインターネット上の検索ではオーバーブッキングをしないと宣言している航空会社は見つけられませんでした。今後、要再調査です。

尚、オーバーブッキングは航空会社に認められた、ある意味権利な為、当然、搭乗者側では完全には回避できません。そこで、搭乗拒否にあった場合の対応について調べました。

予約していた飛行機に、「オーバーブッキングで、乗れません・席が有りません」と伝えられた場合、それは搭乗拒否と言われたという事です。オーバーブッキングは航空会社の権利の為、如何に腹立たしくても、利用者は最終的には受け入れるほかありませんが、その際の対応方法の例は、以下の通りです。

自分がいかにその便に乗らなくてはならないかの明確な理由を航空会社のスタッフに伝えます。（仕事の予定日時や試験日時等の事情を具体的に説明しましょう）これにより、搭乗拒否が回避される可能性もあるかも知れません。
冷静に話す事／伝える事に十分留意しましょう（感情的になると逆効果になる可能性が大です。講師は声が大きくなるたちなので、いつも後で後悔していますが、後悔先に立たずです。気をつけましょう！）
上記プロセスを経ても、搭乗拒否を許容せざるを得ない場合の対応
- 代替措置の選択肢を提示してもらいましょう（後続便・経由便・別航空会社便・違う交通手段等です。また各々の目的地到着予定時間の確認も必要です。この情報が無いと予定を再構成できないハズです。）
- 協力金が貰える場合は、受領方法を確認しましょう。（キャッシュ：現金やマイレージ、各種クーポン・小切手等の場合も海外ではあるようです。小切手の場合は換金が大変と、インターネット上の説明が有ります）
- 日時が変わる提案の場合（搭乗券以外の条件について）
  - 日が変わる場合
    - ホテル宿泊及び夕食・朝食費用が必要です（時間によっては昼食・夕食も必要です）
    - ホテルが空港から遠ければ往復の移動の費用も必要です
  - 時間だけが遅くなる場合（空港に長時間滞在しなければならない場合）
    - 経過時間よっては昼食・夕食費用が必要になり場合があります
    - 航空会社のラウンジの有無確認と、有りの場合、利用許可用パスを発行してくれるかの確認が必要です。（大きい荷物を持っている場合は一人だとトイレに行くのも大変になります。その点ラウンジはセキュリティが一定程度空港内よりは高いので安心できます（完全ではありませんが））
等々、確認すべき条件が多岐に渡ります

国内の航空会社についてはオーバーブッキングの際のボランティアを募る際の”フレックストラベラー制度”というものが、管轄省の方で定義されている様です。

検索で出てくるのは国内の航空会社のみの様です。（海外の航空会社でも同様のルールが有るかは今後の要確認です）

随分前に航空機に乗る際、講師が経験した、オーバーブッキングの状況ですが、現在も発生しているとの情報がインターネット上で確認できました。

チェックイン等、現在はWEBでも出来る様になっている場合もありますので、この辺りは現在の状況に合わせつつ、安全でゆとりのある、ビジネス渡航をして頂きたいと思います。

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。