プログラミングは難しい？解その１

2022年12月4日 2022年12月4日

ソフトウェア工房孫風雅運用者

インターネット情報の活用

検索し直し＆コメント

プログラミングに対するイメージの確認

１０月２０日に投稿した”プログラミングは難しい？”の検索結果としてえられた１０アイテムについて、当日コメントさせて頂いていました様に、インターネットの再検索による、確認と各々のアイテムの検索結果について、講師のコメントを公開させて頂こうと思います。

諸般の都合で、すいませんが、LISTの若番順では無く、講師が説明を作成しやすい順（必要時間の関係です）に解説させていただこうと思います。今回の対象は以下の黒太字のアイテムになります。（1番目です）

尚、タイトルの”解その＊”は、LISTの番号に合致しています。

1.どの言語を学べばいいのかが分からない<=>習得難易度の高いプログラミング言語を選んでいる

2.プログラミング学習をするための準備が難しい

3.英語のドキュメントが多い

4.プログラミング特有の用語や専門用語が多い

5.膨大な基礎学習が必要

6.厳密な論理性が求められる

7.抽象性の高い思考も求められる

8.エラーが多すぎる

9.覚える事が多すぎる

10.苦手意識が強い

インターネット上の情報を検索すると、第一検索結果から、どの言語を学べばいいかわからないの記述が存在します。

初心者向けサイトで、並んでいる学習すべき言語について、その言語名リストが、必ずしも学びやすいものでは無く、判り難いのではとコメントが見られます。言語しては以下の様なものが記載されているようです。

HTML
CSS
JavaScript
jQuery
React
Ruby
PHP
Python
Java
Swift
Go
TypeScript
Kotlin
C＃

講師的にはこれらの言語が、初心者の方に学びやすいかというと、？を感じます。

以前、既にいくつかの言語について、難易度をコメントしてきましたが、明らかに、初心者向けではない言語があるように感じます。

使ったことの無い言語もありますが、見たり・使用した事のある言語で具体例を挙げると、”C＃”等、オブジェクト指向言語であり、初心者向けというよりは、中級者向けに思えます。

尚、ある記述では言語の選択として次のアイテムが挙げられていました。

学習がしやすい？
応用がしやすい？
開発案件が豊富？
IT業界のトレンドとマッチしている？

上記の内、後半２アイテムは学んだあとの事（開発の仕事としての意味です）を考えている様に感じます。

従って、どの言語を選択するかは、前半の以下の２アイテムの様に考えると良いのではと思えます。

　１．学習のしやすさ

　２．応用のしやすさ

そこで、更に他のインターネットの学習し易い言語の選択方法の情報を確認すると以下の様な情報が有りました。

習得の難易度が高くないか
需要が有り求人が豊富か
汎用性が高く応用しやすいか
今後の将来性があるか

やはり、此方の情報でも、２から４のアイテムの様に（アイテム３は両方にも感じますが？）、仕事としてとらえた時の選択の仕方として記されているように思えます。

ただ、ここで言うところの習得難易度は、ある意味、人それぞれの場合が有り得ると思います。

ここまで、インターネット上の情報を検索してみましたが、少し、ピンと来ていません。

何故なら、これらの情報で、皆さんは、何の言語を選択されるでしょうか？

講師は、これらの情報で本当に正しく言語を選択できるのだろうかと思いました。

そこで、講師の考える言語の選択方法を以下に記したいと思います。

＝初心者の方＝

基本的に、大まかな、やりたい作業に必要な言語を選択するべきです。

但し、あくまで、最終的に学習する言語としての位置づけです。

初心者の方は圧倒的に学ぶべきアイテムが多いと思います。

例を挙げるならば、論理的な思考や抽象性の打破（プログラミングは目に見えないものを相手にします）、専門用語若しくは英語の理解（特殊な言語でない限り、通常プログラムは簡単な英単語を使用します）等、覚える事・慣れる事が多いと思います。

そこで、初心者の方は敢えて、最終言語の前に、一つか二つか、プログラミングを学びやすい言語の選択をお勧めします。

要するに、学習を始めやすい言語、基本的な言語を先ず選択して、プログラミングの何たるかを学んで、基礎を確立した上で、最終言語を応用のつもりで学習するという選択です。

これは、急がば回れという方法です。同時に長期戦略なので、途中で志向が変わり、別な最終言語を選択する事も可能になります。ただ、それまで別な言語で学んだ事は目標が変わっても基礎的な事なので、多くは生きてくるはずです。

＝プログラミング経験のある方＝

将来性などを考えて、仕事に必要とされる言語を選択するべきです。

現在は対象の言語が決まると、インターネット上の情報を検索で調べて、対象の言語の特徴を調べる事ができます。

対象の言語の特徴がわかれば、その時のご自身の言語に対する状況、即ちスキルレベルや経験と対比して考えて、足りない部分が有れば、その差分を埋めるアクションを実行します。

尚、ギャップが激しい場合は、内容によって、開発の経験を積んだり、再度言語の学習を行い言語への造詣を深める等実行する必要が有ると思います。

恐らく、一定のプログラミングスキルのある方は、弱点補強などは、講師に言われるまでもなく、実行されると思います。

=共通=

初心者・経験者共に共通な事柄として、早急に結果を求めない事、目途が立っていないのに、開発の仕事に転職や自立をしない事が、後々、後悔しないポイントだと思われます。

講師は東京都の起業支援関係のプログラムに登録していますが、そこで受講できるオンラインセミナーで複数の講演者が、リスク最小で初めて、大きく育てるのが、長く続けて最終的に成功へ結びつけるコツと言われていました。

要するに、現在の会社に在職しているうちに、独立にむけた準備をする、スキルをUPさせるという事の様です。

皆さんは、プログラミングについて、どの様なご意見・イメージをお持ちでしょうか？

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。