若かりし頃の不思議な体験？

2022年11月26日 2022年11月26日

ソフトウェア工房孫風雅運用者

インターネット情報の活用

皆さんは、以下のドラマのスローモーションの様な経験をされた事は有りますでしょうか？

あれは講師が高校生の時だったと思います。

ある一人の友達が、ふざけてと思いますが、拳をふりかざして、殴りかかろうとしてきました。

その時、講師は無意識の様に、瞬間、一歩前に出て、同時に友人の振りかざした腕の上腕を軽く掴んで、講師自身の方へ軽く引きました。

すると、友人は体勢を崩して、講師の方へ倒れてきました。

要するに、人は力を出そうとする時、弓の様に一旦、力を出そうとする側と反対側に体を引きます、その後、体を解放して、力を出します。

そこで、論理的には、力が発動される前に、同じ方向に外部から力を逃がされると、重心が保てず、倒れてしまう或いは少なくとも体制が崩れるという事です。

実際に皆さんもパンチを打つ動作をしてみて頂ければ、この原理は理解できると思います。

パンチは肩を支点に、肘を引き、元に状態に戻す事で肩から腕そひて拳へと力を伝え、打ち込むと思います。

この肘を引いた状態で、畳んだ腕を伸ばそうとする方向に引かれると、力が出せず、パンチが打てなくなると思います。

講師が高校の時に経験したのは、もっと振りかぶったパンチだったハズなので、引いたときに友人の体制が大きく崩れたのだと思います。

インターネットでこの事を検索してみたのですが、なかなかそれらしい内容に行きつけないようです。（キーワードの指定が難しいようです）

インターネットの情報で柔道の崩しの説明に、少し似た感じの状況の事が書かれていました。

講師も高校時代に授業で柔道を学んだので、多少、覚えが有り、内容を読み込んでみました。

柔道は基本的に組んでから、試合が始まるので、崩しは自ずと、組手の状態からになります。この意味で、少し異なりはするのですが、崩しの時の力の使い方が、どうやら似ている気がします。

相手の力を利用する事と、力の方向に従って作用反作用の原理（？）を利用する様です。

元々、柔道には相手を押して、相手が押し返してくる所を担いで、一本背負い投げの技を掛けたり、自分が体を後ろに倒れる時の力を利用して、組んだ相手を後ろに投げる巴投げなどの技が有り、相手の力の利用と相手と自分の体重を利用した崩し等が有り、奥が深いと思います。

柔道以外では同じ流れを持つ柔術が同様の体さばき等がありそうです。その他の日本の武道（剣道や空手等）は余り相手の力を利用する技は少ないか乃至は無いかなと思われます。

目も悪くなってしまい、体の動きもそれほど早くなくなってきているので、高校生のあの時の同じ動きは、講師はもう出来ないと思いますので、且つてのこの出来事は、ある意味、面白い貴重な体験の一つです。

皆様は、どの様な面白い経験・体験をされた事が有りますでしょうか？

講師の経験が、皆様のお役に立てれば幸いです。